石田多朗とオオルタイチによる雅楽プロジェクト どんぶらこ のためのアートでは墨・筆を多く使って表現をしています。
雅楽=日本の伝統とつながるために墨絵を使う、ということもありますが、
それだけではありません。
和紙に墨で絵や文字を描くと想像できないにじみが生まれたり、また、コンピュータのように修正ができない緊張感やピリッとした空気が創作に大きな影響を与えてくれます。
この緊張感や想定外のできごとは、わたしたちにとっては有り難いものであると感じています。
最近はじめた制作の手法ですが、大きな可能性を感じています。