弊社代表・石田多朗が、TOPPAN本社に開設されたデジタル文化財ミュージアム「KOISHIKAWA XROSS®」において、音楽プロデューサー・作曲家として、施設内の空間音楽を担当しました。

本施設は、TOPPANが長年取り組んできた文化財のデジタルアーカイブを基盤に、「デジタル文化財」を体験型コンテンツとして提示するミュージアムです。
導入空間を含む全4空間（導入／大型LEDカーブビジョンのシアター／インタラクティブ展示／イマーシブ映像空間）それぞれにおいて、
映像・空間・体験設計と密接に連動する音楽設計が求められました。

石田は、単なるBGMではなく、空間体験そのものを成立させるための音楽構造を設計。

・来場者の動線
・映像スケールの変化
・インタラクティブ操作
・実際の石を叩いて音を鳴らすサヌカイト音響装置

といった要素と呼応する形で、時間的・空間的に変化する音楽を構築しています。

本プロジェクトは、TOPPAN、トータルメディア開発研究所をはじめ、建築・映像・CG・プログラミング・音響など多分野の専門家が集結した大規模な共同制作でした。
その中で弊社は、空間音楽という専門領域からプロジェクト全体の完成度を支える役割を担っています。