


NHK宇都宮放送局のニュース番組
とちぎ630 にて、番組テーマ曲および気象情報を含む番組内音楽の制作を担当しました。
番組テーマ曲では、雅楽の音楽的な考え方や響きを取り入れながら、
西洋楽器と組み合わせた構成を行い、地域の歴史性と現代的なニュース番組の両立を目指しました。
毎日放送される番組であることを踏まえ、強く主張しすぎず、番組全体の空気を支える音楽設計としています。
また、気象情報の音楽では、栃木の自然をイメージし、シンプルな反復構造の中に演奏上の細かな変化を加えることで、自然の持つ多様なリズムや表情を音で表現しました。
公共放送のニュース番組において、番組の印象や視聴体験を音楽面から支える仕事となりました。