2019年3月、設立130年を記念してリニューアルをした
栃木県にある関東最北端の駅 豊原駅のための音楽を
那須町役場より依頼をいただいて作曲しました。
豊原駅は、近くにコンビニなどもない無人駅ですが、
近くの方にとってはとても大切な移動手段です。
とくに子どもたちにとっては学校に通うためになくてはならない駅。
この豊原駅を利用するそんな子供たちのために地元の酪農家である磯 由起子さんは
長年に渡って、暑い日も寒い日も交通指導員をなさっています。
そんな磯さんが、人生で初の作詞をしてくださいました。
歌はビューティフルハミングバードでも
おなじみの小池光子さん。
ピアノは現代音楽からブラジル音楽まで
幅広く活躍されている岡野勇仁さん。
ピアノと歌だけの
非常にシンプルなものですが
どこに出しても恥ずかしくない、
いい曲になりました。
ぜひ、SpotifyやiTunesなどでもお聴きください。
https://artists.landr.com/672985378223
豊原駅の歌 歌詞
(作詞:磯由起子 作曲:石田多朗)
水は清き黒川の
強き流れ聞きながら
那須のすそ野にひっそりと
出会いと別れ 笑いと涙
思いでたどれば明治二十年
那須の水害も越えて来た
春は ピカピカランドセル
夏は クワガタさがし
秋は かくれんぼ
冬は おしくらまんじゅう
けんかしたけれど すぐ仲直り
今日も僕たちの笑顔を待っている
澄んだ空気 さわやかな風
すべては桜とともに
関東最北端 豊原駅