9月那須で行った公演やインタビューをベースにした映像作品「Sillence」の映像を制作中です。
雅楽(笙・楽琵琶)、ヴァイオリン、チェロ、電子音など、
ピッチの問題や敷居の高さなど、いろいろと敷居も高く、
普通ではなかなかできない音楽になっています。
若き監督若尾一輝くんががんばって作ってくれています。
このように雅楽も降り混ざった新しいタイプの音楽を作っているわけですが、
これ、ビジネスでいうと完全にプロダクトアウト、現状これを求めている人はほとんどいません。
つまり、おそらくいまこれを聴きたいと思っている人は一人もいないんです。
なので、最初から反応が得られる可能性は低いもの。
でもなぜやるか?
結論、そこにしか音楽の面白さがないと自分が感じでいるからです。
いま世の中に求められている音楽に対して、
自分自身がびっくりするほど興味がない。
アーティストとしての自分が全力でそういった音楽を作ることができません。
それならば、プロダクトアウトだとわかっていても、それをなんとか価値のあるものにしていくしかないと考えています。
作品を作って発表。ではだめなことはわかっていて、
ここからいろんな人に見てね、聴いてね、注目してね、
の活動もどんどんやっていく必要があります。
その工程も含めて楽しんで、
それも含めて音楽をしている、という思いでやっていきます!
まもなく発表予定です。