2026年インターナショナルツアーを終えて|日欧7都市公演

2026.05.04
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2026年、初となるインターナショナルツアーを実施しました。

東京・京都での公演を皮切りに、ミュンヘン、ケルン、ライプツィヒ、パリ 、笠間の7都市を巡回し、日本およびヨーロッパで全8公演を行いました。
演奏と講演を組み合わせた形式で、音楽だけでなく、日本の美学や思想についても伝えることを試みました。

おかげさまで総来場者数は約2,500名となり、ほぼすべての公演でソールドアウトという形で終えることができました。


海外で感じたこと

今回のツアーで強く感じたのは、日本の伝統音楽やその背景にある美意識に対する関心の高さです。

ケルンでは、当初1時間を予定していた講演が、質問や対話が止まらず2時間半にまで及びました。
またライプツィヒでは、想定を大きく上回る来場があり、約1,000名規模となるなど、各地で非常に大きな反応をいただきました。

終演後も、サインや会話を求める方々との交流が閉館時間まで続くなど、非常に高い熱量で受け止めていただいたことが印象に残っています。


見えてきたこと

パリやケルンでは、かなり早い段階でチケットが完売し、現地の方からは「もっと公演日数を増やすべきだった」という声もいただきました。

今回の経験を通じて、海外における需要が明確に存在していること、そしてまだ十分に供給が追いついていない状況であることを実感しました。


日本での広がり

ツアーの最終公演は、笠間稲荷神社の例大祭での奉納演奏でした。

この公演をきっかけに、雅楽に関心を持つ方々が新たに集まり、その場でコミュニティが生まれるなど、日本国内でも新しい動きが生まれています。


これから

今回のツアーを通じて、日本文化が海外において強く求められていることを実感しました。

今後は、より大きな会場での展開に加え、小編成での機動的なツアーなども含め、継続的に活動を広げていきたいと考えています。

また、雅楽に加えて「神楽」や「神事」をベースとした新たな作品制作も進めており、日本と海外をつなぐ新しい表現の形を探っていきます。


もしこのツアーの詳細な実績についてご興味があれば、以下のページにもまとめています。