部屋に彩りがほしい、子どもが夏休みの工作で何を作ろうか悩んでいる…。
そんな時にオススメなのが、モビールです。
モビールとは、天井から吊られているオシャレなインテリア。
カフェや雑貨屋さんで見たことがある方も多いと思います。
ここでは自然の中でみつけられるもので簡単に作れるモビールをご紹介します。
※注意!
拾ったまつぼっくりには虫がついています!
適切な処理をしてきれいにしましょう。
処理が面倒な場合は、工作用のきれいなまつぼっくりが百均などに売っているので、そちらを使うことをオススメします。
《最低限の処理》
1.歯ブラシなどで汚れを落とす
2.桶に水をためて洗う
《虫が出てこないようにする処理》
虫駆除には煮沸など色々な方法がありますが、ここでは一番簡単な、冷凍する方法を紹介します。
1.洗ったまつぼっくりの水分を、キッチンペーパーなどでしっかり落とす。
2.まつぼっくりをジップロックやビニール袋に入れ、冷凍庫で1週間ほど凍らせる。
3.凍らせたものを、天日干しでしっかり乾燥させる。
以上が一番簡単な処理の方法です。
手間はかかりませんが時間が必要なので、工作を始める前にあらかじめ準備しておくとよいでしょう。
必要な材料ごとに3つ紹介します。
なかなか家にない道具を使います。3パターンのうち1番丈夫に作れるのはこの方法です。
1.まつぼっくりの頭に穴を開ける
2.ピアスの金具の場合、直線部分を少し残して切る
3.接着剤をつけて、穴に差し込む
接着剤で重みを受け止めるので少し心もとないですが、ボタンがあれば家にあるもので出来ます。
必要なもの
・ボタン(2つ穴または4つ穴)
・テグス(または麻紐)
・接着剤
1.ボタンにテグスを通し、ボタンの表側で固結びをする
2.隙間ができないように、多めの接着剤をまつぼっくりの頭につける
3.テグスをつけたボタンを取り付ける
横になってしまいますが、これが1番簡単な付け方です。
小さなお子さまと作られるときにはこれでも十分楽しいですよ。
1.まつぼっくりの上の方にテグスを巻きつけて結ぶ
ビーズやボタンのあまりなどで、まつぼっくりをデコレーションします。
木の枝に配置しましょう。
今回は2段にしたいので、枝を2本用意します。
土台の段には太い枝、青線で囲われているような下の段には細い枝を使います。
①下の段を作る
1.細い枝の両端に、作ったまつぼっくりをくくり付ける
2.真ん中くらいのバランスが取れるところでテグスを結び、吊るす
②上の段を作る
1.写真の青枠2つ(前の手順で作った下の段&2連)を太い枝の両端にくくり付ける
2.真ん中のバランスが取れるところでテグスを結び、吊るす
3.赤枠のパーツを真ん中に近いところで、枝にくくり付ける
(・同じ形のシールを、表裏でテグスに貼りつけてデコレーションすると華やかになります)
好きなところに掛けたら、完成!
《最後に》
いかがでしたでしょうか。
小さなこどもは森の中に落ちている松ぼっくりが大好きで、
勝手にたくさん拾ってくることがあります。
そのまま置いていても十分に可愛い松ぼっくりですが、
こういう風にちょっとしたアレンジをしてみるのもおすすめです。
モビールは一件、作るのが難しそうに見えるのですが、
実際に作り始めると、とても楽しいです。
ぜひ、試してみてください!
(Drifter Inc.スタッフ 橋本温 )